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まず、自社の状況や要望を聞こうとしない研修会社は選んではいけません。万人に対応した研修はありません。研修の効果をあげようとした場合は、研修プログラムの作成時や選択時に、受講される会社の状況や受講生の現状について、確認する必要があります。管理職向けと一般社員向け、アルバイト向けで研修内容は違いますし、同じアルバイト向けでも、会社によって求められる能力が違います。自社の状況や要望を聞かない研修会社は、研修の効果に関心が薄く、とにかく研修を実施すればいい、という会社なので、おすすめできません。

また、出欠や遅刻早退の管理が厳しくできていない研修会社は選んではいけません。助成金を活用した研修では、数時間でも受講していないのに受講したと申請すると、不正受給になります。不正受給になると、不正した受講生の分だけでなく、会社全体の助成金が支給されなくなるだけでなく、会社名公表や告訴されることもあります。欠席しているのに、受講したことにする研修会社は、一見融通が利いて、事業主思いのように見えますが、不正受給のリスクの大きさを全く認識していないと言わざるを得ません。

次に、実践的な研修プログラムが組めない研修会社は選んではいけません。例えば、テキストの知識を覚えるだけ、説明を聞くだけ、のような研修は、社会人の研修としてはあまり役に立ちません。実践的な事例を使っての演習があるか、講師は関連分野の実務経験があり実践的な質問に答えられるか、など、実践的な研修ができるのかどうか、確認するようにしましょう。

そして、助成金を考慮した対応ができない研修会社は選んではいけません。例えば、キャンセル料のタイミングについては、注意が必要です。もし助成金の訓練計画届の申請が受理されなかった場合、助成金がおりません。たとえ内容に問題がなくても、受理されないことはあります。例えば、予算がすべて消化されれば、受理されません。その時、キャンセル料なく、キャンセルや研修内容の見直しができなければ、無駄な費用が発生してしまいます。可能であれば、助成金対応に詳しく、リスクやキャンセル、変更の扱いなど、わかりやすく説明してもらえる研修会社を選ぶとより安心です。

手続きや詳細については、株式会社リブウェル（提携社会保険労務士多数）まで、お問い合わせください。

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