中小企業の経営者は、助成金の申請代行を利用することで、難しい専門用語を覚えなくとも、助成金の内容を理解でき、忙しい中、申請手続きのために労働局に通う時間を割かなくても、助成金を活用することができます。助成金は、事業主が支払っている雇用保険の一部が原資になっています。たとえ受給条件を満たしている事業主でも、申請しなければ支給してもらえないため、助成金の内容を知り、受給条件を満たす助成金を申請しなければ、支払うだけ支払って受給されないので、非常にもったいないことになります。
それでは、助成金の申請代行を依頼するには、どうすればいいのでしょうか?
助成金の申請代行の方法について、その流れを説明します。
まずは、代行を依頼する社会保険労務士を選びます。
同じ社会保険労務士であっても、強い分野が違い、助成金に関する経験が違い、報酬の仕組みも違います。また、提案力の違いや、分かりやすいことばで伝えられるかどうかという違いもあります。社会保険労務士であれば、誰でも同じで安ければ安い方がいい、と考えてしまうと、着手金だけ払って助成金がおりなかったり、経営者の手間が多くなったり、かえって高い買い物になってしまうこともあります。社会保険労務士選びは、慎重に行いましょう。
次に、どんな助成金が活用できるか、社会保険労務士に相談することになります。事業所のニーズや現状を確認しながら、どんな助成金が使えるか、それぞれについて、どのようなメリットがあり、どのようなリスクがあるか、社会保険労務士に相談します。相談の結果、活用できる助成金があれば、次のステップに進むことになります。もし、相談の時点で活用できる助成金がないとしても、どういう助成金があるか知ることで、今後の選択肢が広がります。
活用できる助成金があれば、社会保険労務士と一緒に申請書類を作成します。まずは計画段階の申請になります。どんな書類が必要か、社会保険労務士が作成できるものは作成し、事業主が作成するものは、どう記入すればいいか、説明を受けます。作成後、社会保険労務士が労働局に申請し、受理されれば、計画段階の手続きは完了です。その後、申請した計画に従って、労働環境の改善や研修など、助成金に応じた計画を実施します。実施後に、実施したことを示す書類として、必要なものを社会保険労務士と一緒に作成します。計画段階と同じように、作成後は社会保険労務士が労働局に申請し、受理されれば、数カ月後に助成金が支給されます。成功報酬型の場合は、この段階で代行費用を支払い、申請代行終了となります。
手続きや詳細については、株式会社リブウェル(提携社会保険労務士多数)まで、お問い合わせください。
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