こんにちは、リブウェルの村上です。 企業のアメリカ・アフリカなどの海外進出、アメリカなどでの会社設立や不動産探しをサポートするリブウェルが主催いたしました。ニューヨーク現地事情視察ツアーの第11弾。
本日は、こちらの記事でも書きました、ニューヨークのマンハッタンを中心にカラオケボックスを始め飲食店を数店舗経営されている木田社長に伺ったお話のレポートをご紹介いたします。
<事業内容>
・カラオケボックス経営 ・飲食店経営
<内容>
・元リクルートのTOP営業マン。退職後、フォトグラファー留学で1994年にニューヨークへ
・地元のフリーペーパーの営業を経験
・中古のレーザーディスクが日本で大量に余っていたということでカラオケ屋を始めることに。97年にカラオケデュエットオープン。 当初、2000万程度出資してくれるという方もいたが結局は自力で資金調達をしてオープン。
・カラオケはアメリカでも当時から人気があったが、ボックスの形態がなかった。 BAR形態で歌待ちが非常に長いというのがネック。少人数で順番待ちが短いボックス はお客さんの満足度が高いと思った。
・新譜も毎月大量に入荷すると喜ばれる
・アメリカのビジネスは年齢層・金額面など客層の乱れることが少ない
・カラオケボックスの客単価は2時間で30ドルくらい。
・8人から10人くらいで来られるお客が多く、年齢層も25歳くらいから30歳が一番多い。
・カラオケボックスは非常にお洒落でかっこいいというイメージがあり、有名人なども時々来店する。
・飲食店の開業に際し、お酒のライセンスは州によって違う
・アメリカでビジネスをする際の問題に関して、雇用問題で言えば、残業代未払いや首にすると訴えてくる。小さい店だと訴えてもお金がとれないと知っているのであまり訴えないが、大きくなると訴えられる危険性が高い。
・人材は日本人の中で優秀な人間をさがすよりも、外国人の中で優秀な人材を見つける方が確率高い。(分母が多いので)
・ラーメン屋を出店する場合に関して、味3~4割。内装などが3~4割。サービス3割。 どの層を狙う?客単価はいくらにする?想定する客数は?→ターゲットを考えるのが重要。 出店する際は、ロケーションが重要で自分の狙った、価格帯・客層にあった場所に出店することが重要。ロケーションによってビジネスのスタイルが全く変わる。
・集客ツールに関しては、口コミサイトの影響力は結構ある。 エルク・googleが多く、facebookは少ない レストラン予約サイト…オープンテーブルやメニューページも活用 マーケティング的にアメリカは人種が多様で非常に難しい。
・木田社長としては将来的に癒し業をやりたい。
・木田社長から日本をみて、経済力の割に世界に進出していないのはあり得ない。 韓国・中国人と比較して根性がない。
以上、ニューヨークでの会社設立や飲食店などの進出をお考えの方に少しでもこの情報がお役に立てれば幸いです。
ニューヨーク・アメリカ・アフリカでのビジネスに興味のある方はhttp://www.live-well.jp/miscs/contact.html まで