こんにちは、リブウェル の村上です。
リブウェルが、3月に実施致しました。アメリカ進出のための視察ツアーの風景第10弾です。 今日は、以前こちらの記事 で書きました、JETROを訪問した際に記録した簡単なレポートをご紹介いたします。 細かな数字なども掲載しているため、より参考にして頂けるのではないかと思います。
<JETRO訪問時レポート>
<事業内容>
① 本企業海外展開支援
② 海外経済情報の調査・分析
③ 貿易投資等
<内容>
・中小企業を中心とした、海外進出支援のサポートを行っている(輸出・投資などのサポートも)
・生活物資・インテリアデザイン・アパレル・雑貨・食品・飲料など日用品を中心にニューヨークのギフトショーなどで販路の開拓を行っている
・今後は外食を含めた海外進出支援にも力をいれていきたい
・ヨーロッパの展示会は非常に大きな規模だが、アメリカの展示会は規模的にも手ごろ
(質疑応答に関して)
・アメリカに認めてもらうため(信用を得るため)には何が必要か?
→基本的に日本で商売がなりたっている人は大丈夫。きちんと納期を守る。良い商品を提供するなどの日本で当たりまえのことを当たり前にできていれば大丈夫。
・日用品などに関してどういうものがアメリカで人気があるのか
→例えば、家具一つとっても日本とアメリカの住宅事情が全然違う。
日本では平均して家に住む年数は20年程度だが、アメリカは80年程度(地震がないというのも理由。またアメリカでは歴史のある家の方がもてはやされる傾向もある)部屋の規模も日本の5倍くらい。アメリカのライフスタイルに合おうものであれば非常に売れると思う。
・会社や飲食店がニューヨークで出展する際の問題など
→ニューヨークは家主の売り手市場。弁護士を中心に交渉を行い。その後VISAを取るというのが一般的な流れ。
不動産の取得・内装・弁護士の選定などを考えたら、最低1年の準備期間は必要。
内装やデザイン工事に関しても、そもそも日本人の様に働かない。建築許可がありるのに時間がかかるなど時間がかかる。 ・法人の設立自体は1週間くらいでできる。(費用は2000ドルくらい) ・不動産屋さん自体も商業系が強い、住宅系が強いなどの特徴がある。
・アメリカで接客サービス向上の研修などは普及するか?
→アメリカのサービスはメリハリがある。100ドルのレストランはそれなりに素晴らしいサービスが提供されるし、20ドル程度のハンバーガーショップは本当にそれなりの対応。
ユニクロなど低価格でも高い接客サービスが受けている例もあるが、文化的に啓蒙するのに多少時間はかかるかも。(そもそも高級レストラン以外のサービス業に高い接客を期待していないので…)高いサービスは受けると思うが、そもそも経営者が接客サービス向上のために研修費用を費やすかどうかは不明。
・ニューヨークから見た日本の魅力は?
→先進国ではアメリカに次ぐマーケット規模。ただ、アメリカ企業が日本に進出するデメリットとしては、英語ができる人材が非常に少ないこと。(人材の確保が困難)
ビジネスの能力と語学力の能力を両方兼ね備えた人材は少ない。
ニューヨークを始め、企業のアメリカ進出支援はリブウェルまで: http://www.live-well.jp/miscs/contact.html